2013年9月3日火曜日

歴史の教訓

 先日は、世界金融恐慌やマネーについて思いつくまま書いていたが、今日は日本人の資産に関しての国際性について考えてみた。
歴史を振り返るまでも無く、欧米やアジアの国々は、戦乱に明け暮れ人種や宗教による対立が今もって静まることがない。
幸い、日本は島国という地の利もあり、他国に支配されたり略奪を受けたりということが無かった。
長きにわたった江戸幕府の巧妙なる支配のもと、「お上」、「国」という統治機構に対する絶大なる信用や知らず知らず刷り込まれた「服従」というDNAができてしまったように思える。
そして明治維新、先の大戦を経て、外国ー特にアメリカに代表されるがーの言うことは何でも有難い、というコンプレックスまでもが醸成され、未だに続いているのではないか。

 中国人やインド人が何故、世界一「GOLD]を保有したがり、また保有しているのか、貧乏であばら家に住んでいてもヒスイを身に着けているのか。それは自分の家族以外には 根本的に信用をしていないからであり、何千年も繰り返してきた戦乱や略奪、殺戮の歴史がDNAとしてすりこまれてきているからこそのもの。
土地も家も、預金も株も国が破綻したり、銀行が破綻すれば何の助けにもならない。海外に不動産や金融資産を持っていても同様なこと。万が一な事態はいつ起こるかも分からない。まして日本は今やあす起こっても不思議でない、大地震や噴火、そして深刻な放射能汚染=すでにレベル3どころか実態はレベル5であるというのが海外での見解=、これらどちらか一つ起こっても日本は壊滅的な事態になることは目に見えている。それによる経済への影響は計り知れず、何が起こっても不思議ではない。

 戦争が起こり、敗戦国の人は逃げ出すときに何を身に着けて避難したのか、戦勝国は敗戦国から何を戦利品として持ち帰ったのか、ここで書くまでも無いが、それらは今、ルーブル、大英博物館、ドイツベルリン博物館、サンクトペテルブルグなどの展示品を見れば一目瞭然のことである。
クリスティーズやサザビーのオークションに出品される物の多くの由来を調べて見ればとても興味深いものであろう事は想像に難くない。
とにかく世界中から重大なる危機意識を持って、その成り行きを注視されているというのに、我々はなんと呑気なものであると、つくづく思う。いざとなれば国が何とかしてくれるさ・・・。本当そうであれば良いのだが、どうだろう?

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