2013年9月19日木曜日

国民総幸福量

 9月19日の毎日新聞紙上に「脱成長・質実 求めて」というタイトルで 細川護煕氏の対談が載っていました。
 以下、その内容を元に自分自身が感じていることを・・・。。

「 」で斜体は紙面より引用

 「幸せの鍵は脱成長にある」
「大量生産、大量消費の時代から 、経済成長至上主義でない時代に切り替えていかなければならない」
「1950年に比して日本の人口は1.5倍、医療費は2100億円から40兆円ほどになっている。
何故こんなに医療費が増えるのか。
それは現在の医学も栄養学も農学(農業)も、全く生命とは何か、という根本に目を向けていない、
思いを致していない、そこに一番問題がある」

同感です。いつも自分が感じていること、そして多くの人が感じている現代の矛盾を的確に言い表してくれています。

文明世界と呼ばれ、何もかもが商業主義に流され、便利になるばかりですが、果たしてそれで真の幸福が得られているのでしょうか?
あなたは便利になって幸せになりましたか、豊かだと感じていますか?


随分前の話ですが、

ブータンの第四代国王は、国家の問題が経済成長だけに特化されることを心配し、ブータンで優先するべきなのはGDPではなくGNH(国民総幸福量)だと決めました。そして、国の発展 の度合いをGNHで測ることを提唱しました。彼は、豊かであることが必ずしも幸せではないが、幸せであると段々豊かだと感じるようになると言っています。

国王は「いままでの自然と家族と信仰」を中心として貧しくとも幸せな=豊かな=生活を続けるのか、それとも電力をひき、便利な生活をすることで、「物質主義優先の社会」を選択するのかを問い、ヒマラヤに電気は要らない、という決断をしたのです。

それでも文明の便利さという誘惑の前には完全にはあがらいきれるものではないのでしょうが・・・。

世界中の国家予算をはるかに上回る規模の巨大な金融マネーが世界をかき回しています。
額に汗して働く人が報われず、デリバティブなど投資などで一部の企業や投資家が天文学的なマネーを稼ぎ、貧富の格差、高齢化などで社会は益々厳しく、ぎすぎすしたものになってきています。
何かおかしい・・・・・。

いい加減、本当になにが大切なことなのか、を考え、行動しなければいけないときでしょうね。

そして真の豊かさ、幸せ、について、そして商業主義万能のこの状況を変えられるのは、誰でもない自分たち一人ひとりの力です。政府や企業がそれをしてくれる、他人がしてくれる、という問題ではないですね。


パラダイムシフト
大震災や原発事故は、私たちの生活にも精神的な面でも大きな衝撃を与えてくれました。
これを天啓と受け止めるのかどうか、それは偏に一人ひとりの心の中に、そしてこれからの生活スタイルにかかっているのだなー、と思います。



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